始まりの季節は 別れの季節

本日、1組のお客様が東京に旅立たれました。「ここで買った服を沢山トランクに詰めました」「このお店があったから楽しく生活できました」と嬉しいお言葉をいただけました。出逢いはそのお客様が当店の前を横切った際に「湯沢に異常にオシャレな変な店がある!」という発見からでした。確かに変です。浮いてます。そこから沢山沢山ご来店していただきました。多くの笑顔をいただきました。そんな時間がいつまでも続くと思っていました。でも出会いがあるということは別れもあります。寂しいですが、それもお客様の夢のため。帰った時は必ず寄りますね!の言葉に私はお店があるかわからないよ。と自虐で返します。「いつまでもあると思うな親と店」が私のことわざです。お店をやっていると、行きたいと思ってました。今度行きます。はなん十回なん百回と聞かされます。正直うんざりです。本当に思ってくれている人は言葉に出さなくてもちゃんとお買い物をしに来てくれます。会いに来てくれます。SNSで繋がっている人は本当の友達でしょうか?人のつながりはそんな薄っぺらいものではないと思います。会いたい人がいたらすぐに会いに行きましょう。行きたい店があれば怖がらずに扉を開けてみましょう。その人がそこにいる内に。後悔してからでは遅いのです。人生そう長くはないのですから。